9月9日(日) 第二会場 市川市市民会館にて、日本クラウン全国吟詠コンクール関東大会が行われ、参加してきました。
結果は、何とか決勝大会進出!と言う事で、今まで歌い込んできた吟題「寒梅」(新島襄 作)に別れを告げ、新たな吟題「胡隠君を尋ぬ」(高啓 作)を、1ヶ月の間に歌い込まなければ!との決意を心に秘め、会場を後にしたのです。
最終予選で吟じた「寒梅」です。
寒 梅 (新島襄 作)
起句 庭上(ていじょう)の 一(いち) 寒梅(かんばい)
承句 笑(わら)って 風雪(ふうせつ)を 侵(おか)して 開(ひら)く
転句 争(あらそ)わず 又(また) 力(つと)めず
結句 自(おのずか)ら 百花(ひゃっか)の 魁(さきがけ)を 占(し)む
通 釈
庭先の一本の梅の木、寒梅とでも呼ぼうか
風に耐え、雪を忍び
笑っているかの様に、平然と咲いている
別に、争って、無理に一番咲きを競って
努力したのでもなく
自然にあらゆる花のさきがけとなったのである
まことに謙虚な姿で、人間もこうありたいものだ
新島襄(1143-1890)
明治時代の宗教家、教育者。京都にキリスト教主義の同志社を創立、西欧文化の普及に貢献した。天保十四年正月、上州安中藩板倉家の江戸一つ橋邸で生まれる。幼時から漢学を修め、藩主の命で、杉田玄白について、蘭学を学んだ。十六才の時海軍伝習所にはいる。二十二才の時、上海に密航、後にアメリカへ渡った。その後、ボストンのアマースト大学に入学、更に、アンドヴァー神学校に学んだ明治四年、訪米大使、岩倉具視の案内役として欧州に同行。門下に徳富蘆花・浮田和民岳
精流日本吟院
多摩岳精会 毅山
3 コメント:
お早うございます。素晴らしい吟詠ですね。うっとり聴き入ってしまいました。またアップよろしくお願いします。(*^_^*)
(マサ、詩吟フアン)
マサさん、こんにちは
まだまだ出来の悪い吟ですが、恥を忍んでUPしています。
これから、発声方法を中心に、このブログに投稿していきますので、遊びに来てください。
Sosenさん、お早うございます。そう言われますと穴にでも入りたい気分です。これからまたいろいろ教えてください。よろしくお願いします。
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