早いもので、今年も今月で終わりですね。
詩吟の教室も、来週の納会で最後となります。
その納会にて、各個人で吟じる律詩をやりましたが、調子が良かったのは2回目までで、普段絶句しかやっていない軟弱な喉には相当キツく、最後はヘトヘトになってしましました。
まだまだ地声に頼りすぎているなぁ~と、自覚しました。
【琵琶湖上の作 室鳩巣(むろきゅうそう)】
琵琶湖上(びわこじょう)水(みず)空(そら)に連(つら)なる
万里(ばんり)虚無(きょむ)目撃(もくげき)の中(うち)
畳波(じょうは)天(てん)を涵(ひた)して迭(たが)いに高下(こうげ)し
郡山(ぐんざん)地(ち)を分(わか)って各(おのおの)西東(さいとう)
孤村(こそん)の遠樹(えんじゅ)図画(とが)迷(まよ)い
百尺(ひゃくしゃく)の長橋(ちょうきょう)彩虹(さいこう)飛(と)ぶ
独(ひと)り覚(おぼ)ゆ芳州(ほうしゅう)の逸興(いっきょう)を生(しょう)ずるを
知(し)らず此(こ)の意(こころ)幾人(いくにん)か同(おな)じき
毅山
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