ダッシュで家まで戻り、またまた会場までダッシュして、体育会系のウォーミングアップとしては完璧ですが、詩吟となると真逆に作用し、汗を引かせて息を整えるだけでも精一杯と言ったところで、出吟の為に舞台へ向かいました。
詩吟の大会は、精神的な影響を大きく受けるので、次回は『忘れ物チェックリスト』を作成して、余裕を持った行動を心がけてたいと思います。
大会後の審査公表では、調和をご担当された、奥村精曄先生から、調和についての論評を以下のようにご説明いただきました。
1.一番重要なのは音程
コンダクターで自分の声の音程を確認すること。
2.伴奏曲との調和
CD伴奏曲との調和は重要なので、自分が選んだ曲の時間(タイミング)に合うように持って行くと、更に吟が良くなる。
3.マイクの使い方
マイクの使い方で印象が変わるので、吟じる時はかならずマイクヘッドの真ん中に音(声)を入れるとよりイイ響きが出る。
4.詩文の読み
詩文の読みも重要で、言葉がハッキリわかる発声を心がけて下さい。
5.母音の響き
ツヤがででいる母音を目指してください。
喉元だけで発生すると重厚感のある説得力のある声は出ない。
熟成された声が出せるように、ツヤのある母音の響きが出るように、日々の練習に励んで下さい。
6.言霊
詩文の読みが、胸に響かない人がいます。
詩文の読みが、アクセントを気にしすぎて、日本語の読みになっていないで、均等に読んでしまっているから。
アクセントを守りながも、二音一泊で日本語の美しさも表現出来る様に練習しましょう。
以上、非常に勉強になりますね。